ご案内
戀糸ご朱印
男女の戀の歌を詠んだ戀糸ご朱印
普段何気なく使っている言葉。
平安時代に編纂された古今和歌集には、こう綴られています。
「やまとうたは、人の心を糧にして、よろづの言の葉とぞなれりける」
和歌は、人の心を糧にして、葉っぱのように生い茂っている言の葉である。
心を糧にして、葉が芽吹く言の葉。
遠い昔、私達の先祖は、心の内を言の葉(言葉)にのせて和歌にのこしました。
この戀糸(こいいと)の御朱印は、かつての万葉人が詠んだ和歌を御朱印に記したものです。
明るく清らかで素直な心で綴られた男女の和歌。
縁結びの神さまと幸せを運ぶ三羽のうさぎのそばで、大切な人との絆がさらに結ばれますように。
男性の和歌
「鳴神の少し響みてさし曇り雨もふらぬか君を留めむ」
雷が少し響いて、空が曇り雨でも降らないだろうか。あなたここに引き留めたいから。
女性の和歌
「鳴神の少し響みてふらずとも吾は留らむ妹し留めば」
雷が少し響いて、雨が降らなくても、私は留まろう。あなたが望むのであれば。
※ご発送日やご到着日は指定できませんので、恐れ入りますがご了承ください。